フェロモンとはギリシャ語の「pherein(運ぶ)」と「hormao(刺激する)」を合わせた「pheromone(刺激を運ぶもの)」として作り出され、それが定着したものである。
一般には、性的に発情(興奮)を誘発させる性フェロモンが知られるが、他にも幾つか種類があり、 目的地から巣までの道のりをガイドする道標フェロモン、外敵の存在を仲間に知らせる警報フェロモンなどがある。
フェロモンの研究は昆虫から始まり、近年 オスのゴキブリを呼び寄せるメスのゴキブリのフェロモンがゴキブリ退治に有用かもしれないと米国の研究者が発表したそうだ。
人間においても様々な研究がされていて日経ヘルスに以下の記事が掲載された。
*****
ノ−スウンブリア大学のニック・ニ−ブ博士らは、32人の女性に、何人かの男性の絵、写真などを見せて、魅力を感じる順にランクをつけさせた。
次に、同じ女性に、男性の腋の下から出ているフェロモンを感じさせる状態に置いて、同じランク付けをやらせた。
(中略) これらの実験の結果、男性フェロモンの中に置くと、被験者となったすべての女性が、男性に感じる性的魅力度を一段と高く評価した。
しかも、最初の評価でもっとも魅力がない醜男とされた男性が、男性フェロモンの中で女性に評価されると最もランクを上げた。
(中略) ニ−ブ博士は、「人間の腋の下から出ている化学物質は、無臭だが、動物におけるフェロモンのように、人々が知らないうちに、他人に影響を与えている」、と述べている。
この実験では対象は女性だったが、男性に対する女性フェロモンの影響については、既にオ−ストリアの研究者が報告しており、そこでも、性フェロモンに同様の効果があることが示されている。
*****
このようなことからもヒトフェロモンを配合したフェロチカシリーズは理にかなっており、 「フェロモン香水なんて胡散くさい」などといった考えはもはや過去のものであると言い切っても差し支えないのではなかろうか?
しかし、ちまたには数多くのフェロモン香水が出回っている。はたしてフェロチカシリーズがベストなのだろうか? そんな疑問が浮かんだので考察してみた。
⇒フェロモン香水の選び方へ続く。